2024年6月ライブコマーストピックス

  • 公開日:2024/06/27

本記事では、ライブコマースに関するトレンドや新たな取り組みなどをピックアップしお届けします。

JTBがライブコマースサービス「Live kit」を活用した新たな旅行販売開始のお知らせ

JTBならではの旅行プランの説明や思い出に残る旅作りへの助言を、お客さまにわかりやすく伝えるため、Live kitを導入し、JTB初のライブコマース「JTB 旅LIVE」を4月24日から開始しました。お客さまは、リアルタイムでのコメント投稿などで、旅行検討時に知っておきたい情報がどこにいても得られ、紹介している商品やキャンペーンへの直接のページ遷移、予約・ご購入までをライブコマース上で完結できます。

BIPROGYは「Live kit」を通じて企画、台本制作から撮影や配信後のデータ分析までの一貫した支援を行い、JTBの販促活動を広範囲にサポートしている大日本印刷(DNP)と共同で、「JTB旅Live」を支援していきます。

JTB旅Liveはこちら

https://www.jtb.co.jp/myjtb/campaign/jtbtabilive

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000074398.html

Live kitから旅行系ライブコマースの2社目の事例となります!毎月1~2回ほどゲストなどを招きながら旅行の魅力をご紹介。店舗に行かないと聞けないような詳細な情報をオンラインで聞けるのは多忙な方との相性もとても良いでしょう。(担当者コメント)

AIデジタルヒューマン登場

近年、ライブコマースは、消費者の購買行動の変化やコロナ禍の影響を受け、急速に成長しています。しかし一方で、人材不足や配信コストなど、多くの課題も存在します。

ニュウジアの「AIライブコマース」は、これらの課題を解決するために開発されました。AIバーチャルヒューマンが24時間365日、自然で魅力的な商品紹介を行い、顧客との双方向的なコミュニケーションを実現します。

リアルタイムの顧客対応:AIデジタルヒューマンは、24時間365日、顧客の質問に迅速かつ的確に応答します。
パーソナライズされた体験:顧客の購買履歴や嗜好に基づき、個別に最適化された製品提案を行います。
高品質なビジュアルプレゼンテーション:AIデジタルヒューマン(AIインフルエンサー)は、企業イメージにフィットした外観と自然な動作で、製品の魅力を最大限に引き出します。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000127837.html
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000127837.html

最近のトレンドであるAI活用がライブコマースでも徐々に増えてきました。まだ人が実演するライブの方が多いですが、近い将来AI配信が主流になり、人が出ている配信は珍しくなっていくかもしれません。(担当者コメント)

TikTokショップで生涯顧客を得るのが難しい理由とは

学会認定皮膚科医でもありインフルエンサーのムネーブ・シャー氏はGlossy編集長のジル・マノフ氏とシニアリサーチャーのダニア・グティエレス氏との対談で以下のように述べています。

「多くのブランド創業者は、TikTokショップで何かを購入した人を呼び戻して生涯顧客に変えるのは難しいと話している。なぜなら顧客のメールアドレスを手に入れる手段がないからだ。消費者はShopify(ショッピファイ)のバックエンドに、暗号化されたTikTokのメールアドレスを通して移動する。そのような顧客は二度と見つけることができず、再度ターゲットにすることができないため、生涯価値のある顧客獲得活動において致命的だ。もしその顧客を取り戻すことができなければ、成功につながる提案とは言えない。」

出典元:https://digiday.jp/glossy/dr-muneeb-shah-its-difficult-to-turn-a-tiktok-shop-customer-into-a-lifetime-customer/

一時的な売上につながったとしてもLTV(生涯顧客価値)を考えたときには、既存ユーザーへ再アプローチできるようにそのユーザ情報を取得する必要が大きくありそうです。今後のSNSプラットフォームと既存ECサイトの連携が鍵になってくるでしょう。(担当者コメント)

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