ライブコマース配信にかかる費用は?内訳を詳しく解説!

  • 公開日:2023/06/20

ライブコマースはコロナウイルス拡大を背景に、新たな顧客接点として注目を集めており、多くの企業が取り組みを開始しています。ライブコマースに取り組みたいと考える企業の担当者の方も増えていますが、ライブコマースに取り組むにあたり、具体的にどのくらいの費用がかかるか気になるのではないでしょうか?

今回はライブコマース配信にかかる費用について、具体的な内訳を詳しく解説します。導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ライブコマースにはどんな費用がかかる?

ライブコマースを実施する際、具体的には以下の費用がかかってきます。

●撮影機材費用
●スタジオ費用
●ライブコマースツール利用料
●キャスティング費用
●企画・台本制作費用
●撮影・現場ディレクション費用

基本的にライブ配信は手持ちのスマートフォンやパソコンで可能ですが、クオリティの高い配信を行うには専用のカメラなど撮影機材を充実させる方法もあります。また、専用のスタジオを借りて配信する場合は、スタジオ費用もかかってきます。

他にもライブコマースの企画〜撮影まで外注したい場合は、「キャスティング費用」「企画・台本制作費用」「撮影・現場ディレクション費用」などもかかるでしょう。

もちろん全て費用をかけて行う必要はなく、自社の予算と照らし合わせ、必要なものに絞って利用するのがポイントです。

また、上記とは別に、ライブコマースを推進される方の事前準備から本番後の対応まで含めた人件費(作業工数)も忘れずに考慮する必要があります。ライブ配信の回数を重ねるごとに、作業が効率化され、準備にかかる時間がある程度減っていきますが、初回は特に事前の準備に時間がかかることを抑えておきましょう。初回のみ制作および撮影など特に不安のある領域について外部の支援を受けるというのも有効な選択肢と言えます。

ライブコマースにかかる費用の内訳

ライブコマースにかかる費用の内、以下の内訳を紹介します。

●撮影機材費用
●スタジオ費用
●ライブコマースツール利用料
●キャスティング費用
●企画・台本制作費用
●撮影・現場ディレクション費用

それぞれの費用を把握し、自社に必要なものを明確化しましょう。

撮影機材費用

撮影機材はカメラを使う時とスマートフォンを使う時で用意するものが異なります。カメラ使用時は、以下のものが必要です。

【カメラ使用時】

・ハイビジョンカメラ
・ピンマイク
・照明
・三脚
・スイッチャー
・音声ミキサー
・配信PC

撮影に必要なカメラは配信の画質を高めるためにもハイビジョンカメラを用意した方が良いでしょう。出演者の音声を拾いやすくするには収音性の高いピンマイクを用意するのがおすすめです。他にも複数カメラを用意し映像を切り替える場合は「スイッチャー」、音声調節が必要な場合は「音声ミキサー」を用意します。配信用のPCはできるだけ高性能のものが望ましいです。

続いて、スマートフォン使用時は以下の機材が必要です。

【スマートフォン使用時】

・スマートフォン
・ピンマイク
・照明(リングライト)
・三脚(ジンバルなど手持ちできるもの)

スマートフォンはなるべくカメラ性能が良い新しい機種を用意した方が良いでしょう。照明はスマートフォン用のリングライトを使うのがおすすめです。三脚はジンバルを用意しておけば、手持ちの撮影でも手ブレを抑えられます。

また、カメラ・スマートフォン撮影時のどちらもモバイルルーターを用意しておくと良いでしょう。屋外の撮影で有線LANを使えない場合、通信環境が安定しにくくなります。数十Mbps程度のアップロード速度のある高速通信可能なモバイルルーターを持っておくことで、屋外でも安定したライブ配信が可能です。

スタジオ費用

スタジオを借りて撮影する場合、スタジオ費用がかかります。自社で撮影場所を用意できれば費用はかかりませんが、撮影スペースがない場合はライブ配信可能なスタジオを借りることも検討しなければなりません。
撮影用のスタジオは全国各地に点在しており、1時間数千円程度で利用できるスタジオもあります。スタジオを利用する際は、急な予約を受け付けていない場合もあるので早めに予約しておきましょう。

店舗を運営されている事業者は店舗から配信することで、配信を通して店舗の雰囲気を伝えることができ、来店促進につながるケースもあります。ライブコマースの企画や目的に沿った撮影場所を選定しましょう。

ライブコマースツール利用料

料金はかかりますが、専用のツールを利用することで効果的にライブコマースを実施できます。ライブコマースツールは自社サイトに組み込むものや独立したWEBサイトとして運用するものなどがあります。
サービスによっては制作支援や配信支援、ライブ後の実績分析などを支援するオプションメニューを設けているケースもあります。

ライブコマースツールを利用する場合にかかる費用は、主に以下の3つがあります。

月額料金ライブ配信の有無に関わらず毎月発生するシステム利用料。
月に数万円〜数十万円程度
販売手数料ライブ配信内で商品購入が発生した場合、商品売上金から一部を手数料として請求。 一般的に10〜20%程度の販売手数料を設定しているケースが多い
視聴実績に応じた料金視聴時間や視聴者数に応じて費用を請求する

キャスティング費用

ライブ配信のゲスト出演の依頼を外部に委託する場合、キャスティング費用もかかります。
インフルエンサーをゲストとして招く場合、一般的にそのインフルエンサーが抱えているフォロワー数に基づきキャスティング費用を計算します。

企画・台本制作費用

企画や台本制作を外部に委託する場合、企画・台本制作費用がかかってきます。企画や台本制作は準備の工数の大部分を占める要素です。ライブコマースの目的に合わせてゼロから配信内容を企画してくれるため、大幅にライブコマースの工数を削減できるでしょう。

撮影・現場ディレクション費用

配信当日の撮影や現場ディレクションを外部委託する場合も、委託費用がかかります。主に以下をサポートします。

・ライブ配信当日のオリエンテーション(関係者を集めた最終確認)の進行
・リハーサルの進行
・本番のカンペ出し
・ライブ配信・撮影
・配信に必要な機材の準備
・機材セッティング

上記を全て自社で行うことも可能ですが、社内の人的リソースや時間は必要となるでしょう。ライブコマースに充てるリソースや時間が捻出できない場合は撮影や現場ディレクションを外部委託することも検討しましょう。

Live kit の料金とサポート内容

Live kitはライブコマースをトータルでサポートするツールです。ライブコマースを実施できるプラットフォームの提供はもちろん、ここまで紹介した「キャスティング」「企画・台本制作」「撮影・現場ディレクション」も全てサポートしています。

初めてのライブコマースには企画や撮影など準備が必要になり、不安に思うことも多いでしょう。Live kitではライブコマースにかかる作業をトータルでサポートすることも可能ですので、初めての方でもでも安心して取り組めます。ぜひお問い合わせください。

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まとめ

ライブコマースにはツール費用以外にも配信内容によっては追加で費用がかかる可能性があります。自社のライブコマースの目的に合わせて、内製するところと外部委託するところを見極めることが重要です

どこまでを外部委託するのかというご相談も承っております。必要な機材やサービスを利用するようにしましょう。
ライブコマースを効率的に行いたい場合は、ライブコマースをトータルでサポート可能なLive kitをご利用ください。