“売れる”ライブコマースの企画・コンテンツ作りのポイントを解説!集客数・売上が伸びる企画とは
- 公開日:2023/05/23
ライブコマースは中国を中心に世界中で注目を集めている販売手法です。日本でも多くの企業が取り入れ始め、売上拡大につながるなど成果も出てきています。
そんなライブコマースですが、企画を考えるのが難しくなかなか導入に踏み出せない企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は売れるライブコマースの企画・コンテンツづくりのポイントについて解説します。ライブコマースの企画が難しいと悩み、導入をためらっている企業の担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
ライブコマースの企画・コンテンツ作りの5ポイント
ライブコマースの企画・コンテンツづくりのポイントとして以下5つが挙げられます。
●視聴者(顧客)の声を取り入れる
●自社の強みを活かす
●顧客ファーストを意識する
●双方向のコミュニケーションを作る
●戦略的に出演者を起用する
ライブコマースのコンテンツ作成は上記ポイントを意識しましょう。
ポイント1.視聴者(顧客)の声を取り入れる
ライブコマースの企画では視聴者(顧客)の声を取り入れることが大切です。
ライブコマースの特徴として配信者と視聴者がコミュニケーションを取れる点にあり、商品や企画に対するリアルな声を聞けます。配信中のコメントは貴重なデータとして残るため、次回のコンテンツ作成に反映することができるでしょう。
視聴者の声をコンテンツに反映させることで、自社の顧客のニーズに沿った配信コンテンツや商品・サービスの提供につながり、視聴者(顧客)の満足度も向上します。
ポイント2.自社の強みを活かす?中身薄い/商品選定にしたほうが
自社の強みを活かすこともライブコマースの企画では大切です。
例えば、SNSの運用に強みがあれば、そのSNSを中心に自社のライブ配信を拡散させ視聴者数を伸ばせるでしょう。また、取り扱う商品の中でも映像映えする商品や、動画で説明することが望ましい商品を選定することも大切です。
自社の強みを活かしたコンテンツづくりを行うことで、ライブコマースでの成果も伸ばしやすくなるでしょう。
ポイント3.顧客ファーストを意識する
顧客ファーストを意識したコンテンツ作りも大切です。
配信内容は視聴者(顧客)にとって価値があるものである必要があります。そのため、顧客がどのようなコンテンツを求めているか常に把握する必要があるでしょう。
顧客ニーズを把握するには、配信中のコメントはもちろん、ライブコマースを始める前や開始後も定期的に、視聴者に”観てみたい企画” ”やってほしい企画”をアンケートする方法が考えられます。
視聴者とともに番組作りを行っていく意識を持つことで、ライブコマースが一方的な商品PRの場ではなくなります。
ポイント4.双方向のコミュニケーションを作る
ライブコマースの企画時は、配信中に双方向のコミュニケーションを生み出せるよう意識しましょう。
視聴者が積極的にコミュニケーションを取れる配信内容とすることで、視聴者が、定期的に配信を見てくれる可能性が高まります。ライブコマースでは商品の説明だけでなく、配信中に寄せられたコメントをなるべく取り上げるよう進行したり、視聴者からのコメントや質問を募る時間を設けたりするなど、視聴者参加型の配信内容にしましょう。
ポイント5.戦略的に出演者を起用する
自社の目的に合わせて戦略的に出演者を起用しましょう。
ライブコマースの配信者として挙げられるのは以下の2タイプです。
・インフルエンサー、タレント
・社内の商品担当者や商品開発者
インフルエンサーやタレントは認知度が高く、一定の集客効果を見込むことができますが、選定の難しさやコストがかかるデメリットがあります。
一方、社内の商品担当者や商品開発者は商品の魅力やメリットを適切に視聴者へ伝えることができます。ライブコマースの視聴者が既に商品やサービスを認知しており、購入を検討されている方が多い場合には、商品の開発ストーリーを伝えたり、視聴者の質問に回答したりすることで、視聴者の購入検討を前進させることができます。ライブコマースの配信目的に合わせて、出演者を起用しましょう。
ライブコマースの企画・コンテンツ例10選
ライブコマースの企画・コンテンツ例として以下10選を紹介します。
●季節別の企画
●新作アイテムの紹介
●調理器具や便利道具の実演
●他社商品と組み合わせた使用方法の紹介
●レシピや食べ方の紹介
●舞台裏や裏話の紹介
●視聴者の質問への回答
●限定プレゼントの用意
●有名人やインフルエンサーの起用
●普段のスタジオ以外からの配信
ライブコマースでよく使われる企画やコンテンツを取り上げているので、ぜひ参考にしてください。
季節別の企画
ライブコマースでは季節別の企画がよく使われます。
例えば、アパレルでは季節ごとに売れる商品が異なるため、「夏におすすめ!Tシャツコーデ10選」など季節ごとの特集を組み、ライブコマースとして配信しています。
季節に合わせたテーマを設けることで、視聴者の関心を惹きつけやすくスムーズに購入まで繋げられるでしょう。
自社商品と季節を掛け合わせた企画を設けることで、視聴者に価値を感じてもらえるコンテンツが作成できます。
新作アイテムの紹介
新作アイテム紹介もライブコマースで取り入れられる企画の1つです。
自社の新商品をいち早くライブコマースで紹介することで、商品の認知度を上げられ効率よく集客に結び付けられます。また、新商品は情報が少ないこともあり、どのように活用すべきかわからない方も多いでしょう。
ライブコマースでは新商品の活用方法まで配信を通して伝えられるため、購入後のイメージをわかせやすく、視聴者は安心して購入できるでしょう。
調理器具や便利道具の実演
ライブコマースでは調理器具や便利道具の実演も取り入れられています。
例えば以下のようなテーマが挙げられるでしょう。
・5分でできる!〇〇レンジを使った美味しい時短レシピ
調理器具などは商品を買っただけでは、どのように使えばいいかイメージがわかないものです。上記のように実際の商品を使った料理を実演すれば、購入後の使用イメージを具体化でき、視聴者が商品を買いやすくなります。
調理器具や便利道具などは購入後の活用方法を実演するのが効果的です。
他社商品と組み合わせた使用方法の紹介
他社商品と組み合わせた使用方法を提案するライブコマースもあります。
例えばアパレルの場合、自社ブランドのアイテムに人気のある他社ブランドのアイテムを組み合わせたコーディネートを提案する企画などが行われています。
一見、他社商品を紹介すると自社の売上がマイナスになるのではと感じる方もいるでしょう。しかし、他社商品と相性の良い自社商品を提案することで、他社商品のファンも自社商品を買ってくれる確率が高くなります。
商品選定を慎重に行う必要がありますが、うまく活用できれば大きく売上を伸ばせるでしょう。
レシピや食べ方の紹介
レシピや食べ方を紹介する企画もライブコマースでよく見られます。
特に食品を紹介するライブコマースでよく行われる企画で、食品購入後の活用方法を伝えることでイメージを具体化し、視聴者が購入しやすくなります。
例えば以下のようなテーマが挙げられるでしょう。
・お酒のお供に!沖縄料理の作り方と必須の〇〇を紹介!
食品をライブコマースで販売する際にはぜひ取り入れたいテーマの1つです。
舞台裏や裏話の紹介
舞台裏や裏話の紹介もライブコマースの内容としておすすめです。
商品が作られるまでの過程を示した舞台裏や制作の裏話を聞き、視聴者がコメントすることで、視聴者が関心を寄せるだけでなくコンテンツとしても盛り上がります。
舞台裏や裏話を通して商品に対する製作者側の思いを伝えられ、視聴者の心をつかみファン化できるでしょう。制作までの過程が長い商品ほどコンテンツが充実します。
視聴者の質問への回答
視聴者の質問へ回答する企画もライブコマースでよく行われています。
ライブコマースはリアルタイムで配信者と視聴者がコミュニケーションを取れる点が大きなメリットです。
ライブ配信内で商品に関する質問を募集し回答することで、視聴者の疑問や悩みを即座に解決でき、商品購入の後押しにつながります。
どのような商品でもできる企画なので、積極的に企画に盛り込んでいきましょう。
限定プレゼントの用意
ライブコマースでは限定プレゼントを用意した企画も行われています。
例えば以下のような企画が考えられるでしょう。
・視聴者限定!有名ブランド〇〇とのコラボグッズをプレゼント
ライブ配信の視聴者限定でプレゼント企画を行えば、視聴者数も増加し配信を盛り上げられるでしょう。購入特典などもつければ、視聴者の購入率向上にも繋げられます。
数量限定など限定要素をつけた企画は、視聴者数や購入数の増加が期待できるでしょう。
有名人やインフルエンサーの起用
有名人やインフルエンサーを起用した企画も多く見られます。
有名人やインフルエンサーを起用することで、ライブ配信の集客効果を高められるでしょう。
例えば、阪神タイガースが運営する球団のグッズ販売ショップ「T-SHOP」では、阪神タイガースの元選手である今成亮太さんを起用し、ライブ配信内でグッズの紹介やファンとのコミュニケーションを行っています。
有名人やインフルエンサーの起用は商品の魅力を伝えられるだけでなく、視聴者とのエンゲージメントを高められ、リピーターの増加にも寄与しています。
起用コストはかかりますが、集客効果は大きいものが期待でき、ぜひ取り入れたい企画と言えるでしょう。
普段のスタジオ以外からの配信
通常のスタジオ以外から配信する企画もライブコマースでよく取り入れられています。
例えば、キャンプグッズを紹介するライブ配信であれば、通常のスタジオではなくキャンプ場から配信することで、臨場感の高い配信ができ商品の魅力をより大きく伝えられるでしょう。
コンテンツとしてもスタジオ以外からの配信を組み合わせることで、視聴者を飽きさせず配信を定期的に見続けてもらえます。
Live kitならライブコマースを企画・コンテンツ作りからサポート
ライブコマースの企画・コンテンツ作りにお困りの方は、ライブコマースサービス「Live kit」の活用をご検討ください。
Live kitは自社のWEBサイト上でライブ配信ができるライブコマースツールです。あらゆるライブ配信用途に対応できるソリューションを提供していますが、Live kitではライブコマースの企画・コンテンツ作りもサポートしています。具体的なサポート内容は以下の通りです。
・インフルエンサーのキャスティング
・台本制作と現場ディレクション
・ライブ配信撮影
・ライブ配信後のパフォーマンス分析
ライブ配信の企画打ち合わせを行い、台本制作から配信時の現場ディレクションまで幅広くサポートし、ライブコマースが初めてでも、企画設計から配信までスムーズに実施できます。
ライブコマースに取り組みたいけれども企画・コンテンツづくりが不安という方は、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
ライブコマースのコンテンツは顧客の声を反映するなど顧客ニーズを満たしたものを作成することが大切です。他にも双方向コミュニケーションを意識した企画など、ライブ配信が盛り上がる工夫も重要となります。
今回のコンテンツ例を参考に、自社商品にあったライブコマースを実施しましょう。